ギタリストのデワヒロキです。
今回は『弦(Strings)を長持ちさせるいくつかのアイディア』を書いてみようと思います。
ちょっとした事をするだけで弦の寿命は格段にのびますので、ぜひやってみてくださいね。
その①『ギターを弾く前に手を洗う』
弾く前に手の汚れを落とす事によって、弦につく汚れを減らす方法。
シンプルながら、これは効果ありです。
その②『弾き終わったら弦を拭く』
これもシンプル。弦についた汚れをクロスで拭いてやりましょう。
忘れがちな弦の裏もキッチリ。意外と汚れがたまっています。
普通のタオルで拭くと細かくタオルの生地がギターについてしまうので、出来れば楽器用クロスを使う事をオススメします。
楽器用以外であれば、メガネ用のクロスもなかなか良いです。
僕が愛用しているのは、フェルナンデス製の『625s Polishing Cloth』という製品。
丈夫で柔らかいので、楽器を傷める事がありません。一応ご参考までに。
その③『毎日弾く』
弾かないギターの弦はすぐに劣化してしまいます。
毎日ちょっとでも弾く事によって、弦の寿命は延びると思います。
その④『ギター弦潤滑剤を使う』
ギター弦潤滑剤というのは、名前の通り弦のスベスベの触り心地にする潤滑剤なのですが、製品によっては弦の汚れ除去、酸化防止成分が入っています。
ご紹介の前に注意書きを。
ギター弦潤滑剤は薬品ですので、ギターの木材/塗装に何かしらの影響を与えてしまう場合があります。使用する際は自分のギターの木材/塗装剤とギター弦潤滑剤の相性をよく確認して使用しましょう。
それではご紹介します!
まずは代表格なのが、『フィンガーイーズ』
フィンガーイーズは使用した事がないので実際のレポートは出来ませんが、多くのプロにも支持されている製品なので、クオリティは確かだと思います。
僕が使用しているのは、『Dr.Duck'sギターワックス』
天然素材で出来ていて、どんなギターの、どの部分にも使用出来る製品です。
10年近く色々なギターに使用していますが、今のところ問題が起こった事はないです。
これをクロスにほんのちょっとつけて拭いてやるだけで、とてもキレイになります。
ギターのボディを拭く時でさえ3滴ぐらいしか使わないので、1本あれば10年ぐらい使えるんじゃないかな。
番外編『コーティング弦を使う』
これはちょっと番外編かも知れませんが、コーティング弦という便利な物もあります。
コーティング弦という名前の通り、弦が手汗などで劣化しないようにコーティングしてある弦なんですね。
実は今まで試した事がなかったのですが、ついにエリクサーのコーティング弦を購入しましたので、近いうちにレビューを掲載出来るかもしれません。お楽しみに!
とりあえず有名どころのコーティング弦をご紹介しておきますね。
どれもエレキギター用の.010-.046ゲージです。
DRの弦はコーティングに色を付ける事によって、何種類か弦の色があるみたいです。
〜まとめ〜
- ギターを弾く前に手を洗う
- 弾き終わったら弦を拭く
- 毎日弾く
- ギター弦潤滑剤を使う
1〜3を普段から行い、たまに4を行うとかなり良い状態を保てると思います。
必要なのはちょっとした気遣いなのです。
今回は『弦(Strings)を長持ちさせるいくつかのアイディア。』をご紹介しましたが、いかがでしたか。
それではまた次回!
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